専門家に聴いた!「これからの学びってどうなるの?」ー[北杜2050・学びを語ろう 第2回] イベント参加レポート(前編) – base campus

専門家に聴いた!「これからの学びってどうなるの?」ー[北杜2050・学びを語ろう 第2回] イベント参加レポート(前編)

投稿者: ayao 投稿日:

こんにちは、ayaoです。

だいぶ時間が経ってしまったのですが、3月に山梨県北杜市で開催された、北杜2050というしみんグループの「学びを語ろう・第2回」というなかなかアツイ会に参加させていただいた際、たくさんの驚きと学びとトキメキ(!)があったので、その内容をレポートします。

このイベントは、八ヶ岳で暮らす人たちが、人まかせにせずに、自分たちで現在の教育・学びの課題を見つけ、解決に向けてみんなで考え動くことで「学び基本法(仮)」や「学び委員会(仮)」「市民の学校(仮)」を形にできたらという発足人たちの思いのもと、開催。

前半が教育の専門家による最新状況の共有、後半が参加者全員による課題発見ワークショップ、という2部構成の予定でしたが、当日、予想をこえるたくさんの専門家がかけつけ、質疑も含め大いに盛り上がったため、後半は次回に持ちこしに。

というわけで、学びの最前線にたずさわる方々の貴重な「生」の声をレポートします!

「学び」が変わる!本格的なAI・ロボット・IT社会到来に向けた学びの変革期

中学生から大人まで、30-40人程の八ヶ岳住民たちが集まり、学びを深めました。予定時間をオーバーするほどの、登壇者のアツいトークが繰り広げられました!

メッセージを寄せた広尾学園・医新サイエンスコースを教える堀内陽介氏の言葉を借りると、現在は「明治維新以来」の「教育改革のまっただ中。大学入試改革やセンター試験の廃止はその一環であるということです。

改革の核心は、教育の目的が変わる、ということです。

今までの教育の目的は、知識・技術の伝達。なので、「何を教えるか」が最重要でした。これをコンテンツベースの教育と呼びます。

でも、もはや、ネット前提の世の中ですので、知識は検索するものとなりました。

これからの教育の目的は、コンテンツを通じて、資質・能力を伸ばすこと。教科の学習を通じて、どんな力が身につくのか、というところまでやるということです。これを、コンピテンシーベースの教育と言います。

ー堀内氏 メッセージより

“知識”はすぐにネットで入手できるこの時代、「学校の意味とは何か?教育とは何か?教師の役割とは何か?」があらためて問い直されており、「僕はとてもワクワクしています」と堀内氏はコメントしています。

 

テクノロジーの発展は、近い将来、私たちの「はたらき方」を変え、必然的に「学び方」も変わる必要がある、とファシリテーターの音羽氏(トイロ理事・base campusメインファシリテーター)も、この会の冒頭で話していました。

音羽氏は、ご自身が企業研修を通じて社会人教育に携わってきた立場から、ビジネス経験者としての視点を元に、これからの学びを分析しています。

将来の仕事:24時間x複数プロジェクト

音羽氏スライドより抜粋:将来のはたらき方

例えば、ネットを介したリモートでのコミュニケーションが進むこれからの時代、時差を利用し、24時間のうちに世界の3地点で8時間ずつバトンタッチするような形で仕事が進むような世界となり、今までとは全く異なるスピード感で物事が進んでいくことになる、とのこと。
すでに現在でも外資系企業などではこのような働き方が始まっているそうです。
「こんな世の中が来た時に、自分は何をやりたいか、どうはたらきたいか」ということを考える必要がある、と話します。

さらに、正確性ではAIやロボットなどの機械には人間はかなわないという現実を踏まえた上で、音羽氏は将来の人間のはたらき方と、そのための学び方を、こんな風に描きます。

今後の仕事は、「考えること」「毎回新しいこと」が前提となる。

大量生産や繰り返し作業は機械たちがやってくれるので、人間としては「やりたいこと」を見つけて、
それをベースに活動(プロジェクト)に起こし、それをもとに、どうやったら「もっとうまくできるのか」を学んでいく。

つまり、活動から始まって、そのために必要な知識を取りに行く、という順番に変わるのではないか。

ー音羽氏 スピーチより

では、具体的にどのように「学び」は変わっているのでしょうか?

この後登場する専門家たちが、その問いに答えてくれました。

 次のページ: 国内・海外の学びはどう変わっているの?


ayao

東京都出身、アメリカで(ちょっと)育ち、現在は長野県北部に在住。 フリーランスでソーシャルデザイン、プロジェクトデザイン、WEBプランニング、ディレクションを行いながら、一児の母として、親学び中。りんご農家のヨメとして、ゆるりと畑仕事も学び中。

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