プロジェクト報告
[base selection] Patagonia Outdoor Wear

今さらピックアップしご紹介するまでもないくらい、ソーシャル・コンシャスなことで有名な企業/ブランドであるパタゴニア。

短期間で移りゆく「流行」「ファッショントレンド」や、「手軽さ」や「便利さ」に過度にとらわれることなく、海・山・大地という恵みと遊びと学びの場を与えてくれる地球環境を維持するための、製品開発や活動を行なっています。

サイトにもある通り、「生態系への影響を最小限に抑える」ために、「何世代にもわたって使用できる、あるいはリサイクル可能な製品」をつくることにこだわりをもち、「機能性」「修理可能性」「耐久性」を最も重視しているとのこと。

サイト上では修理やお手入れに関する情報がたくさん取り上げられており、もちろん修理サービスを利用すればアメリカにいる「45名のフルタイムの修理技術者」がリペア対応(有料)してくれます。

それでももう着ないな、着る機会がなくなったな、と思うものはパタゴニアの店舗や配送でも回収してくれますし、すぐにサイズアウトしてしまうこども服には、おさがりの履歴を残せるIDラベルがついていたりと、製品を長く使ってもらうための工夫が満載。

もちろん価格はお高めですが、やはり耐久性がよくて、私も10年くらい前に買ったフリースをまだ着ています。使用頻度と年数で割ったら、完全にモトがとれますよね。(もう部屋着としてしか着てないですが、何より愛着があって、もはや捨てられません!)

古着で買っても、まだまだちゃんとしてるし、時代を越えて、普遍的にカッコイイものがあるんですよね。

そして、何よりも素敵だなと感じるのは、自分(たちのブランド・サービス)が完璧ではないと認識し、常に新たな気づき(学び)を求め、変化に向けて常に工夫し続けようとしていること!

ビジネスとソーシャルのバランスを取るのは容易なことではないですが、そこに力を惜しまずチャレンジしている代表のような企業だなと思います。

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