base campusプログラムでの体験(実践・学習)内容をご紹介します。

EXPERIENCE -base campusでできること

取り組みたい
社会問題を選ぶ

普段の生活や仕事の中で、自分が気になっている・取り組みたいと思う課題を自由に選び設定することができるから、やる気も精度も習熟度もアップ

さまざまなプロジェクトに参加する

自分の担当プロジェクトだけでなく、他のプロジェクトのミーティングに参加したり協力することができるから、知識と意識の幅が拡がる

「できること」を深め、
問題解決力を身につける

  • 社会活動や、活動の中で人と教えあうことを通じ、これまで身につけてきた知識や技術がさらに深まる
  • プロジェクト活動を通して合理的かつ持続的な問題解決方法を体験しながら学べるからしっかり身につく!

STEPS -プログラムの進み方

base campus PROGRAMは、ビジネス現場ではよく使われる「プロジェクト・ワーク」をベースに進めています。

プログラム全体像

各工程(ステップ)詳細

問題を理解する

現状把握

取り組みたい社会問題について、現状を把握するための調査を行います。ネット上の文献の検索だけでなく、専門家や当事者へのヒヤリング・インタビュー等、様々な方法で情報を収集し、問題を分解するとともに明確化します。

未来をデザインする

未来・目的の策定

取り上げた問題に対し、未来の「ありたい姿」を考えます。テクノロジーが発達し、地球の環境も大きな変化を遂げるであろう50年後、100年後の未来を想定し、その時点で「誰をどのような状態にしたいのか」をチームで合意し、明確に描きます。

分解し、絞り込む

課題の構造分析

現状と未来の「ありたい姿」を比較し、ありたい姿の実現のために「何が足りないか」(=課題)を整理、優先順位付、取捨選択し、議論と検証の後、特に解決が必要な「コア課題」をチームで合意します。

持続可能な解決策をつくり出す

解決策の構造分析と仕組み化

絞り込んだ課題に対して複数の解決策案を洗い出し、実行有無・順序を整理します。また、継続的な運営と本質的な問題解決、解決策の展開を目指し、持続可能な「仕組み」づくりを行います。

プロジェクトを立ち上げる

体制構築

解決策の実行にあたり必要な資源を調達します。base campus内の資源・人材以外にも、リクルーティングや物資の手配、また助成金・寄付金・クラウドファンディング等の金銭的資源の収集方法を検討し、準備します。

プロジェクトを実行する

実践

解決策を実行します。

次のアクションへつなげる

振り返り・課題抽出

成果の確認・検証を行い、次フェーズに向けた新たな課題を抽出します。

※実際には各ステップを往復しながらプログラムは進行します。

※すべてのステップ完了までの期間は、通常半年〜8ヶ月程度を想定しています。

COURSES -2つの参加方法

Coordinator

「プロジェクト・コーディネーター」コース

自分が取り組みたい課題を選び、調査・分析、設計、実行、振り返りまでの工程を、プロジェクト・ファシリテーターのサポートのもと一気通貫で体験できるコースです。

こんな方にオススメ:

  • 取り組みたい社会問題がある
  • プロジェクトワークをしっかりと学び、いずれ独り立ちできる(社会で役立つ)ような技術を身につけたい
  • 学びをしっかりサポートしてほしい

Member

「プロジェクト・メンバー」コース

コーディネーターが中心となって進めるプロジェクトに一緒に参加し、自分の経験やスキルを活かしながら社会活動に参加します。

こんな方にオススメ:

  • 取り組みたい社会問題が決まっていない
  • 自分に今「できること」(技術、スキル、考え)で協力したい
  • まずは他のメンバーのサポートから始めてみたい

PRINCIPLES -base campusで大切にしていること

base campus の活動において、大切にしている「基本的な考え方」です。参加いただく皆さまにもご理解いただけるとうれしいです。

主体性

自分の学びは自分で取りにいかなければ、何も身につきません。base campusでは、できることは積極的に手を挙げて取り組み、わからないことはたくさん質問してください。

多様性

さまざまなバックグラウンドを持つ参加者がいることが、base campusの魅力であり、活動・学びの幅を広げ深めてくれます。年齢や立場はわきに置いて、他者をリスペクトし、個人のちがいをたのしんでください。

意見の批判
個人批判

さまざまな意見が出ることで、問題の解決策も、活動から得る学びも深まります。他者の意見に疑問を感じたら、迷わず恐れず質問しましょう。

逆に、自分の意見に批判的な意見を受けたとしても、個人への批判と受け止めず自分の意見を深めるための絶好の機会として、冷静に耳を傾けてみることをおすすめしています。

合意形成
論破、勝敗、多数決

プロジェクトの立ち上げや運営にあたっては、参加者たちの様々な意見(解)を聞きながら、一つの解を選択しそれを実行することが必要不可欠です。

その際、やりたいことは「目的」をかなえるためにその時点で「最も適した解」を皆で合意して選択することであって、誰かの意見を無理強いすることや無視することは、逆に大きな機会損失につながります。チーム全員でより善い解に辿り着けるよう、オープンマインドでさまざまな視点を吟味し進めましょう。